70歳からの資産運用|失敗しないためのポイントとNISA活用法

この記事で解決できるお悩み
  • 70代から資産運用を始める前に何をすべきか知りたい
  • 70代の資産運用で失敗しないコツを知りたい
  • 70代がNISAをどう活用すべきか知りたい
  • 資産を長持ちさせる取り崩し方法を知りたい

『人生100年時代』という言葉が一般的になってきた現在では、70代から資産運用を始める人も増えている。

「70代に適した投資先が知りたい」「70代からNISAを始めても意味があるのか」「資産をどう取り崩せば失敗しないのか」などと考えている方も多いだろう。

本記事では、実際に投資を行っている70代に対するアンケート結果の内容を参考に、70代の投資実態やおすすめの資産運用ポートフォリオ、そして資産を長持ちさせる取り崩し戦略まで詳しく解説する。

これから資産運用を始めようと思っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてほしい。

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目次

70歳から資産運用を始める前にやること

70代からの資産運用で失敗しないためには、いきなり投資を始めるのではなく、以下の順番で考えることが重要だ。

  1. 守り
    まず生活費や医療・介護費に備えて、現金や安全資産を確保する
  2. 配分
    残りの資金をどの金融商品にどれくらい振り分けるか決める
  3. 取り崩し
    資産をどう使っていくか、計画を立てる

まずは「守り」の部分、つまり運用を始める前に確認すべきポイントを整理しよう。

【守り①】今後必要になるお金を把握する

資産運用を始める前に、まずは自分のお金の使い道を整理することが大切だ。

生命保険文化センターの「生活保障に関する調査(2022年度)」によると、夫婦2人の老後の最低日常生活費は月額23.2万円、ゆとりある老後生活費は月額37.9万円となっている。

さらに、70代では以下の支出も見込んでおく必要がある。

医療・介護費用の目安

生命保険文化センターの調査によると、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)は、住宅改造や介護用ベッドの購入など一時的な費用の合計が平均74万円、月々の費用が平均8.3万円となっている。

また、介護期間の平均は5年1か月である。

これらを踏まえると、介護費用だけで500万円以上かかる可能性があることを念頭に置いておきたい。

突発的な大きな支出の例

  • 自宅の修繕・リフォーム費用
  • 親族の冠婚葬祭
  • 子や孫への援助
  • 車の買い替え

まずは毎月の生活費、想定される医療・介護費用、そして突発的な支出を書き出し、今後必要になるお金の全体像を把握しよう。

【守り②】生活防衛資金を現金で確保する

必要なお金を把握したら、次は「生活防衛資金」として現金を確保しよう。

70代では、生活費の1〜2年分を目安に現金・普通預金で持っておくことをおすすめする。これにより、急な出費や相場の下落時にも慌てて投資商品を売却する必要がなくなる。

例えば、月々の生活費が25万円の場合は300万〜600万円程度を現金で確保しておくと安心だ。

【なぜ現金の確保が重要なのか】

  • 急な入院・手術費用にすぐ対応できる
  • 相場が下がったときに「損切り」せずに済む
  • 精神的な余裕を持って運用を続けられる

【守り③】「やってはいけない運用」を避ける

守りを固めるためには、資産を大きく減らすリスクのある運用を避けることも重要だ。

70代という年齢では、以下のようなハイリスク運用は避けるべきだ。

【避けるべき投資】

  • FX(外国為替証拠金取引)
  • 信用取引
  • レバレッジをかけた投資信託やETF
  • 仮想通貨(暗号資産)への大きな配分
  • 値動きの激しい新興国株や小型株への集中投資

これらは短期間で大きな損失が生じる可能性があり、70代では元の水準に回復するまでの時間が限られている。

「大きく増やす」よりも「減らさない」ことを意識した運用を心がけよう。

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70代の投資実態

それでは、弊社で実施したアンケート結果を元に、70代の投資実態について確認していこう。

投資を始めたきっかけ

「投資を始めたきっかけは何ですか?」という質問に対しては、以下のような回答結果となった。

老後資金を貯めるため42.9%
日々の生活費の足しにするため42.9%
退職金を受け取ったから14.3%
もともと興味があったから14.3%
欲しいものを買う資金を
貯めるため
7.1%
その他7.1%
  • 複数回答

「老後資金を貯めるため」と「日々の生活費の足しにするため」という回答が最も多く、どちらも42.9%という回答率だった。

70代という年代では、現在〜将来にかけての生活資金を確保することという目的が最優先されるようだ。

資産における投資割合

「保有資産における投資資産の割合を教えてください。」という質問に対しては、以下のような結果が得られた。

10%未満7.7%
10%以上20%未満38.5%
20%以上30%未満7.7%
30%以上40%未満23.1%
40%以上50%未満7.7%
50%以上60%未満0.0%
60%以上70%未満15.4%
70%以上80%未満0.0%
80%以上90%未満7.7%
90%以上0.0%

保有資産における投資資産の割合については、「10%以上20%未満」という回答が最も多く、38.5%となった。次に「30%以上40%未満」が多く、23.1%であった。

70代という年齢では、資産の大部分を運用に回すというよりも、限られた一部を投資に回している人が多いようだ。

保有している資産クラス

「どの資産クラスで運用していますか?」という質問に対しては、以下のような回答結果が得られた。

投資信託71.4%
株式50.0%
債券21.4%
ETF・REIT14.3%
外貨預金14.3%
不動産7.1%

「投資信託」という答えが最も多く、7割以上の人が保有していると回答した。

次に、株式や債券といった伝統的金融資産の保有率が高い。

投資先を選ぶ基準

「あなたが投資先を選ぶ基準を教えてください。」という質問に対しては、以下のような回答が得られた。

安定性
(リスク)
71.4%
収益性
(期待リターン)
35.7%
投資期間28.6%
流動性
(換金しやすさ)
14.3%
手数料14.3%

約7割の70代が「安定性」を最も重視しているという結果となった。

「投資期間」という回答率が高いのは、70代という年代ならではだと言えるだろう。

この結果からも、70代の資産運用では「守り」を重視し、安全資産を厚めに配分することの重要性がわかる。

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【タイプ別】70代から始める資産運用のアプローチ方法

70代からの資産運用では、一人ひとりの状況によって最適なアプローチが異なる。

自分がどのタイプに当てはまるかを確認してから、具体的な運用方法を検討しよう。

タイプ1:生活費の補填が必要な方

年金だけでは生活費が足りず、近い将来に資産を取り崩す必要がある方は、以下のポイントを重視しよう。

  • 現金・預金の比率を高めに設定する(資産の50%以上を目安に)
  • 投資は低リスク商品(債券型投資信託、バランスファンド等)を中心に
  • 毎月の取り崩し額を事前に計算し、計画的に取り崩す
  • NISAは成長投資枠で高配当株や分配金のある商品を検討

タイプ2:年金で生活費を賄えている方

年金収入で基本的な生活費を賄えており、資産は長期で運用できる方は、以下のアプローチが可能だ。

  • 投資比率をやや高めに設定できる(資産の30〜50%程度)
  • インデックスファンドを活用した分散投資
  • 取り崩しは急がず、運用を継続しながら資産寿命を延ばす
  • NISAはつみたて投資枠と成長投資枠の併用を検討

タイプ3:相続・資産承継を重視する方

自分の生活よりも、子や孫への資産承継を重視する方は、以下の点に注意しよう。

  • 資産の管理・整理を早めに行う
  • 家族と資産状況を共有し、将来の手続きをスムーズにする
  • 認知症などへの備えとして、任意後見制度や家族信託を検討
  • 投資商品は管理しやすいシンプルな構成にする

70代におすすめの「安全資産」

前章で述べた通り、70代の資産運用では、「増やす部分」だけでなく「守りの資産」を確保することが重要だ。

ここでは、投資に回さない「安全資産」をどの金融商品で持つべきかを解説する。

使う時期に応じて、定期預金や個人向け国債などを使い分けることで、リスクを抑えながら少しでも有利にお金を管理できる。

「使う時期」で預け先を分ける

安全資産は、「いつ使うか」によって最適な預け先が異なる。以下のように3つに分けて管理する方法がおすすめだ。

使う時期おすすめの預け先役割
1〜2年以内普通預金・定期預金生活費・急な出費に備える
3〜5年後個人向け国債・短期の債券近い将来の大きな支出に備える
6年以上先投資信託・株式など長期で増やす・相続に備える

例えば、手元に1,500万円の資産がある場合、以下のように分けることができる。

  • 1〜2年以内に使う:500万円 → 普通預金・定期預金
  • 3〜5年後に使う:500万円 → 個人向け国債
  • 6年以上使わない:500万円 → 投資信託など

個人向け国債(変動10年)の特徴

3〜5年程度使わないお金の預け先として、個人向け国債(変動10年)がおすすめだ。

個人向け国債(変動10年)のメリット

  • 元本保証:満期まで保有すれば額面金額が戻る
  • 金利変動に対応:半年ごとに金利が見直されるため、金利上昇局面でも有利
  • 1年経過後はいつでも換金可能
  • 1万円から購入できる

注意点

  • 中途換金時は直前2回分の利子相当額が差し引かれる
  • 大きく増やすことは期待できない

定期預金と個人向け国債、どう使い分ける?

どちらも「安全資産」として活用できるが、特徴が異なる。

以下のように使い分けると効果的だ。

項目定期預金個人向け国債(変動10年)
元本保証あり
(1,000万円まで)
あり
金利タイプ固定変動
(半年ごと見直し)
中途解約いつでも可能
(利率低下)
1年経過後に可能
向いている人1〜2年以内に使う予定がある人3〜5年は使わない人

【使い分けのポイント】

  • すぐ使うかもしれないお金
    定期預金(いつでも解約できる)
  • しばらく使わないお金
    個人向け国債(金利上昇の恩恵を受けられる)

このように安全資産の中でも預け先を分けることで、必要なときにすぐ使える流動性を確保しながら、少しでも有利な金利を得ることができる。

70代におすすめの「投資先」

「守り」を確保した上で、残りの資産で「増やす」運用を行おう。

ここでは、70代におすすめの投資先を紹介する。

投資信託

投資信託は、株式や債券などさまざまな金融商品をパッケージングした運用商品だ。

複数の投資家から集めた資金を運用会社のファンドマネージャーの指示のもと運用して、運用によって得られた収益が投資家に分配されるという仕組みだ。

投資信託がおすすめな理由
  • 複数の銘柄に分散して投資をすることでリスクを低減できる
  • プロのファンドマネージャーに運用を任せられる
  • インターネットなどで情報を十分に得られるため商品を選びやすい

70代におすすめの投資信託の種類

種類特徴こんな人に
おすすめ
バランス
ファンド
株式と債券を自動で配分手間をかけずに分散投資したい人
インデックス
ファンド
低コストで市場全体に分散投資コストを抑えたい人
ターゲットイヤー
ファンド
目標年に向けて自動的にリスクを下げる運用を完全にお任せしたい人

選ぶ際の注意点

  • 毎月分配型は元本を取り崩している場合があるので注意
  • 信託報酬(運用コスト)は低いものを選ぶ
  • 投資信託の購入は多くても3〜4本程度に絞る

債券

債券は、国や企業などの発行体が、投資家から資金を借りるために発行する金融商品だ。

債券には償還期限が定められており、満期になると投資元本が戻ってくる。

運用期間中は利息を受け取れるため、定期的なインカムゲインが欲しいという投資家にも人気がある。

債券がおすすめな理由
  • リスクが低いため安全に運用しやすい
  • 預金よりも金利が高い
  • 償還期限まで保有すれば基本的に投資額が戻ってくる

【70代におすすめの債券】

種類特徴
個人向け国債
(変動10年)
元本保証で、1年経過後はいつでも換金可能
社債国債より利回りが高いが、発行企業の信用リスクがある
債券型投資信託複数の債券に分散投資できる

株式

株式は、株式会社が資金を集めるために発行する証券のことだ。

安い値段で購入して高い値段で売却すれば、その分の値上がり益を受け取れる。

銘柄によっては値動きが激しいものもあり、リスクの見極めが重要となる。

株式がおすすめな理由
  • 短期間で大きな収益が見込める
  • インフレに対応しやすい

70代が株式投資をするときの注意点

  • 個別株は値動きが大きいため、資産の一部(10〜20%程度)に留める
  • 高配当株を選ぶことで、定期的な配当収入を得られる
  • 新興国株や小型株など値動きの激しい銘柄は避ける
  • 1銘柄に集中せず、複数銘柄に分散する

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70代のための新NISA活用法

70代でも新NISAは十分に活用できる。

ここでは、ここでは、70代ならではの活用法に焦点を当てて解説する。

新NISAの基本情報

新NISAは2024年1月から開始された制度で、投資から得られる利益が非課税になる。

主な特徴は以下の通りだ。

【70代が知っておくべき新NISAの基本情報】

  • 年齢の上限はなく、70代・80代でも口座開設できる
  • 非課税保有期間は無期限
  • 年間投資枠:つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=最大360万円
  • 売却した場合、翌年以降に枠が復活する

つみたて投資枠と成長投資枠の使い分け

70代は「資産を増やす」よりも「資産を活用しながら寿命を延ばす」フェーズであることを踏まえ、以下のような使い分けが効果的だ。

項目つみたて投資枠成長投資枠
役割資産の土台づくりキャッシュフロー確保
おすすめ
商品
全世界株式インデックス
バランスファンド
高配当株
J-REIT
債券型ETF
活用の
ポイント
値動きの安定した商品を積み立て配当金・分配金を受け取れる商品を選ぶ

退職金の運用は分割投資が基本

退職金などまとまった資金をNISAで運用したいと考える方も多いだろう。

ただし、以下の点に注意が必要だ。

一括投資のリスク

  • 購入タイミングによっては高値掴みになる可能性がある
  • 相場下落時に大きな損失を被る可能性がある
おすすめの方法
  • 一度に全額を投資せず、1〜2年程度かけて分割投資する
  • 生活防衛資金(生活費の1〜2年分)は現金で確保しておく
  • まずは少額から始めて、自分に合った投資スタイルを見つける

【最重要】70代から資産を長持ちさせる取り崩し戦略

70代の資産運用で最も重要なのは、「増やし方」よりも「減らし方(取り崩し方)」だ。

計画的に取り崩すことで、資産寿命を延ばすことができる。

資産寿命とは?

資産寿命とは、「老後生活を送るにあたって、これまで積み上げてきた資産が尽きるまでの期間」のことだ。

例えば、70歳時点で3,000万円の貯蓄があり、毎年120万円を取り崩すとすると25年間で貯蓄はゼロとなる。

しかし、毎年3%の利回りで運用をしながら取り崩すと、30年後の100歳でも約1,500万円の資産が残るという計算だ。

定額・定率・定口の違い

取り崩し方法には主に3つの方法がある。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選ぼう。

スクロールできます
方法内容メリットデメリット
定額取り崩し毎月/毎年、一定額を取り崩す
(例:毎月10万円)
生活設計がしやすい相場下落時に資産が早く減る
定率取り崩し残高の一定割合を取り崩す
(例:毎年4%)
資産が長持ちしやすい受取額が変動する
定口取り崩し保有口数を均等に取り崩す計算がシンプル受取額が変動する

おすすめは「前半定率→後半定額」

70代からの取り崩しでは、「前半は定率、後半は定額」という方法がおすすめだ。

前半(70代〜80代前半):定率取り崩し

  • 資産残高の3〜4%程度を取り崩す
  • 相場が好調なときは多めに、不調なときは少なめに受け取る
  • 資産の急激な減少を防げる

後半(80代後半〜):定額取り崩し

  • 生活費を安定させるため、一定額を取り崩す
  • 介護費用など支出が増える時期に対応しやすい

取り崩しシミュレーションを活用しよう

実際に自分の資産がどのくらい持つかを確認するには、取り崩しシミュレーションを活用するのがおすすめだ。

三菱UFJアセットマネジメントなど、各金融機関が無料のシミュレーションツールを提供している。以下の情報を入力すると、資産寿命の目安がわかる。

  • 現在の資産額
  • 想定利回り
  • 毎月(毎年)の取り崩し額
  • 取り崩し開始年齢

シミュレーション結果を参考に、無理のない取り崩し計画を立てよう。

70代におすすめの運用ポートフォリオ

70代におすすめの運用ポートフォリオについて、実際に運用している人のポートフォリオを参考にして解説する。

安定型

あまりリスクを取りたくないという人は、以下のようなポートフォリオがおすすめだ。

資産クラス割合
現金・預金50%
債券30%
株式20%
実装手順
  1. まず生活費の2年分を現金・預金で確保する
  2. 残りの資金を債券型投資信託とバランスファンドに分散
  3. 投資信託は2〜3本に絞り、管理をシンプルに
  4. 一括ではなく6ヶ月〜1年かけて分割投資

債券を資産の中心に組み入れることで、安定性を重視しながらインカムゲインも期待できる。リスク許容度に応じて、国内外の資産に分散させると良いだろう。

また、投資信託や不動産などその他の金融商品に資産を分散させることでも、リスク軽減効果を得られる。

アンケート回答者の中にも、「株式20%、債券40%、投資信託10%、不動産30%」のように、債券を中心に投資しながら複数の資産に分散して投資している人がいた。

バランス型

バランスをとりつつ運用を行いたいという方は、以下のようなポートフォリオを参考にしてみよう。

資産クラス割合
現金・預金30%
債券35%
株式35%
実装手順
  1. 生活費の1〜2年分を現金で確保
  2. 株式と債券を50:50で組み合わせたバランスファンドを活用
  3. またはインデックスファンド2本(株式型・債券型)で自分で配分
  4. 投資信託の本数は3〜4本までに抑える

債券と株式の比率を同じにすることで、インカムゲインを確保しながらキャピタルゲインも狙いやすくなる。

ただし、新興国の資産などは値動きが激しいため、あまりリスクを取れない70代にはお勧めできない。

なるべく国内資産や先進国の資産を中心に保有するのがおすすめだ。

アンケート回答者の中にも「株式50%、債券50%」で資産を均等に分けて投資している人がいた。

成長型

ある程度リスクを取って収益を狙いたいという人は、以下のようなポートフォリオを検討してみよう。

資産クラス割合
現金・預金20%
債券20%
株式60%
実装手順
  1. 最低でも生活費の1年分は現金で確保
  2. 株式はインデックスファンドを中心に、高配当株を一部組み入れ
  3. 債券は個人向け国債や債券型投資信託で安定性を確保
  4. 相場下落時に備えて、取り崩しルールを事前に決めておく

株式タイプのファンドと債券タイプのファンドに資産を分けて投資するのもおすすめだ。

その場合は、なるべくコストの低いインデックスファンドを活用するようにしよう。

ただし、あまりにもたくさんの銘柄に投資をしてしまうと、ポートフォリオの管理が面倒になる場合もあるため、投資信託の購入は多くても3〜4本程度にしておくのを推奨する。

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70代が資産運用するなら誰に相談するべき?

70代がこれから資産運用を始めるなら、資産運用のプロに相談するのがおすすめだ。

ここでは、専門家に相談するべき理由や、おすすめの相談先を詳しく紹介する。

70代が資産運用を専門家に相談するべき理由

70代が適切に資産運用を行うためには、現在の金融資産や家計の収支、今後のライフプランなどを考慮した上で、資産寿命を延ばすための方法を検討する必要がある。

資産運用の専門家に相談することで、正しい知識や最新の情報に基づく運用プランを立てやすくなるというメリットがある。

金融商品の仕組みやリスクについても専門家から丁寧に教えてくれるため、自分で調べて理解するという手間が省けるのも魅力的だ。

親身になって相談に乗ってくれる専門家を見つけることで、スムーズに資産運用を始められるだろう。

IFAを活用するメリット

資産運用の相談先に迷うという方は、IFA(独立系ファイナンシャルプランナー)の活用がおすすめだ。

IFAは、特定の企業に属さずに資産運用のアドバイスや金融商品の選定などを行ってくれる資産運用のプロだ。

証券会社や銀行などの営業担当者と異なり、販売ノルマや会社の営業方針などに提案内容が左右されないというメリットがある。

中立的な立場から顧客目線での助言をしてほしいと考える方にとってぴったりな相談先だろう。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」

IFAを資産運用に活用する際は、自分に合ったアドバイザー選びが重要だ。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」を利用すれば、年齢や金融資産、住まいなどから相性の良いアドバイザーが自動で検索される。

検索されたアドバイザー候補の中から、経歴や保有資格、実績などを確認した上で気になるアドバイザーを自分で選択できる。

アドバイザーへの相談は全国47都道府県どこからでも可能なので、自宅の近くに相談できる先がないという方にもおすすめだ。

これから資産運用を始めようと考えている70代の方は、ぜひIFA検索サービス「資産運用ナビ」を利用してみてほしい。

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70代の資産運用は専門家に相談しながら進めよう

70代は、今ある資産の寿命を延ばすためにも資産運用を行うのをおすすめする。

債券など低リスクな商品を中心としてポートフォリオを組むことで、リスクを抑えつつ安定的なリターンを確保しやすくなるだろう。

ただし、運用ポートフォリオを組む際は、自分の年齢や投資経験、金融資産などに合わせて慎重に銘柄を選び、資産配分を検討する必要がある。

資産運用のプロであるIFAを利用することで、資産運用の初心者でも無理なく運用計画を立てやすいだろう。

自分に合ったIFAを探したいなら、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を利用してみてはいかがだろうか。

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70代の資産運用に関するQ&A

70代で投資をしている人の割合はどのくらいですか?

静岡銀行によると、70代で投資をしている人の割合は26.9%だ。

約4人に1人が投資を行っていることがわかる。

70代というある程度年齢の高い世代でも、投資に取り組んでいる人はそれなりにいると言えるだろう。

老後のお金を守るためにやってはいけないことは?

老後の資金を守るためには、ハイリスク運用にならないように注意が必要だ。

FXや信用取引、レバレッジをかけた取引などは、短期間で一気に損失が生じる可能性がある。

一度大きく損失が出てしまうと、元の水準に戻るまでに長い期間がかかる場合もあるため、70代での資産運用ではおすすめできない。

70代でNISAを始めるデメリットはありますか?

70代でもNISAを始めるのはおすすめだ。

NISAを活用することで、投資にかかる税金を非課税にしながら効率よく資産を運用できる。

ただし、新NISAで購入できるのは投資信託や株式、ETFなど特定の金融商品に限定される点に注意が必要だ。

70代の資産運用は何から始めればいいですか?

投資商品を選ぶ前に「守り→配分→取り崩し」の順で整理するのがおすすめだ。

まず生活費や医療・介護費、急な出費を洗い出し、生活防衛資金を現金で確保する。

次に安全資産と投資資産の比率を決め、最後に取り崩し方法を決めると失敗しにくい。

70代は、医療・介護費などの急な出費をどう見積もればいいですか?

介護は一時費用と月々の費用が発生し得るため、目安を把握しておくべきだ。

さらに自宅修繕、冠婚葬祭、子や孫への援助なども起こり得る。

これらを「毎月かかるもの」「一時的なもの」「不確実なもの」に分けて書き出すと、必要な現金額と投資に回せる上限を決めやすい。

70代の生活防衛資金は、いくら必要ですか?

記事のとおり、生活費の1〜2年分を普通預金などで確保するのが目安だ。

急な入院や介護費に対応でき、相場下落時に投資商品を慌てて売らずに済む。

月25万円なら300万〜600万円が目安となるが、年金額や家計で増減する前提で調整すべきだ。

70代は、お金をどう分けて管理すればいいですか?

使う時期で分けると、資金の目的が混ざらず管理しやすい。

1〜2年以内に使う資金は普通預金・定期預金、3〜5年後の支出は個人向け国債や短期債券、6年以上使わない資金は投資信託や株式などで長期運用するのが分かりやすい。

定期預金と個人向け国債は、どちらを選べばいいですか?

すぐ使う可能性がある資金は、いつでも解約できる定期預金が向いている。

一方、3〜5年は使わない資金は個人向け国債(変動10年)が向いている。

元本保証があり、半年ごとに金利が見直され、1年経過後は換金も可能である。

使う時期で選ぶのが基本だ。

年金だけで生活費が足りない場合、どう運用すればいいですか?

生活費補填が必要なら、現金・預金の比率を高め(資産の50%以上を目安)、投資は債券型投資信託やバランスファンド中心にするのが基本だ。

毎月の不足額を計算し、取り崩し額と順序を決めて計画的に実行する。増やすより「減らさない」を優先すべきだ。

70代の取り崩し方法は、どれがおすすめですか?

主な方法は定額・定率・定口の3つだ。定額は生活設計がしやすいが、下落時に資産が早く減る。

定率は受取額が変動するが、資産が長持ちしやすい。

定口は計算が単純だが受取額が変動する。

記事のとおり、おすすめは「前半は定率(年3〜4%)→後半は定額」に切り替える方法だ。

70代の新NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠をどう使い分けますか?

つみたて投資枠は、全世界株式インデックスやバランスファンドで土台を作り、成長投資枠は、高配当株やJ-REIT、債券型ETFなどで配当・分配金を意識する考え方が合う。

ただし、枠を急いで埋めるより、守りの現金確保を優先すべきだ。

70代の場合でも、退職金などのまとまった資金は分割投資が必要ですか?

分割投資がおすすめだ。

一括投資はタイミング次第で高値掴みになり、下落時に大きな損失を抱えやすい。

生活防衛資金を現金で確保したうえで、1〜2年程度かけて分割投資すると価格変動の影響をならしやすい。

まず少額から始め、許容度を確認するのが安全である。

 70代の投資信託は、何本くらいに絞るべきですか?

投資信託は多くても3〜4本程度に絞ると管理しやすい。

商品数が増えるほど配分把握や取り崩し判断が難しくなるためだ。

バランス型、インデックス型、ターゲットイヤー型など目的に合うものを選び、信託報酬は低いものを優先する。

毎月分配型は元本取り崩しの可能性があるため注意が必要である。

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この記事を書いた人

「インベスターナビ」は、資産運用・投資に関する総合情報を発信する専門メディアです。初心者から上級者まで、幅広い投資家に向けて最適な運用戦略と専門家の知見を届けます。当サイトでは、アドバイザーナビ株式会社が実施した資産運用アンケートや独自リサーチをもとに、信頼できるIFAランキングおすすめのネット証券、厳選した株式銘柄などを徹底比較。さらに、株式・投信・NISA・退職金運用に加え、IRインタビュー記事や年代・資産額別ポートフォリオ事例まで、実践で役立つ情報やノウハウをわかりやすく解説しています。

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