おすすめの債券ファンドはどれ?人気ランキングやおすすめファンドの見つけ方を紹介!

この記事で解決できるお悩み
  • おすすめの債券ファンド候補を目的別に知りたい
  • 国内債券・先進国債券・ハイイールド債券の違いを理解したい
  • 債券ファンドを選ぶときに、信託報酬・NISA・分配金・リスクのどこを確認すべきか知りたい

債券ファンドを選ぶなら、まずは「投資対象」と「信託報酬」を確認し、低コストのインデックス型を比較の軸にするのがわかりやすい。

ただし、債券ファンドは「安全な商品」や「元本保証の商品」という意味ではない。金利上昇時には債券価格が下がりやすく、外国債券ファンドでは為替変動の影響も受ける。ハイイールド債券や新興国債券を含むファンドは、債券型であっても大きく下落する可能性がある。

そのため、債券ファンドは「おすすめランキング」だけで選ぶのではなく、自分の資産全体の中でどの役割を持たせるかを決めてから比較することが重要だ。

この記事では、債券ファンドのおすすめ候補を目的別に整理し、選び方・注意点・NISAで確認すべきポイントまで解説する。

※本記事は2026年5月14日時点で確認できる情報をもとに作成している。ファンドの基準価額、純資産総額、取扱金融機関、NISA対象区分、手数料等は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の交付目論見書・販売会社ページ・運用会社ページを確認してほしい。

目次

債券ファンドのおすすめ候補は目的別に選ぶ

債券ファンドは、投資対象によってリスクと役割が大きく変わる。最初に結論を整理すると、次のようになる。

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目的比較候補主な特徴注意点
国内債券で安定性を重視したいeMAXIS Slim 国内債券インデックス
Smart-i 国内債券インデックス
たわらノーロード 国内債券
国内債券指数への連動を目指す低コスト型が中心。為替リスクは基本的にない。金利上昇局面では基準価額が下がりやすい。期待リターンは高くなりにくい。
海外債券にも分散したいeMAXIS Slim 先進国債券インデックス(除く日本)
SBI・iシェアーズ・全世界債券インデックス・ファンド(年4回決算型)など
日本以外、または日本を含む世界の債券市場に分散投資できる。為替ヘッジの有無を確認したい。円高時には基準価額の下落要因になることがある。
米国債券にまとめて投資したいSBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド など米国の投資適格債券市場への分散投資を目指すタイプ。米ドル建て資産の影響を受ける。金利・為替の両方を確認したい。
高い利回りを狙いたい米国ハイイールド債券ファンド
新興国債券ファンド など
相対的に高い利回りを期待できる商品がある。信用リスク・為替リスク・流動性リスクが高く、債券型でも大きく下落する可能性がある。
分配金を受け取りたい年4回決算型など定期的な現金受取りを目的に検討されることがある。分配金は運用成果そのものではない。毎月分配型はNISA成長投資枠の対象外となるため注意が必要。
注:上記は特定商品の購入を推奨するものではなく、比較の切り口を示したもの。

迷ったら、まず確認したい順番は「投資対象 → 為替ヘッジの有無 → 信託報酬 → 分配方針 → NISA対象区分」である。

特にNISAで債券ファンドを買いたい場合は、つみたて投資枠と成長投資枠を分けて考えたい。金融庁の分類上、つみたて投資枠対象商品は株式型・資産複合型が中心であり、債券単体ファンドを検討する場合は、主に成長投資枠の対象かどうかを確認する流れになる。

債券ファンドとは?仕組みを簡単に解説

債券ファンドの仕組みを確認する投資家のイメージ

債券ファンドとは、投資家から集めた資金をもとに、国債・地方債・社債などの債券へ投資する投資信託のことだ。

個別の債券を直接買う場合と比べて、少額から複数の債券に分散投資しやすく、運用や銘柄選定を運用会社に任せられる点が特徴である。

一方で、債券ファンドは預金や個人向け国債とは異なり、元本保証ではない。金利、発行体の信用力、為替、市場環境などによって基準価額は変動する。

金利が上がると債券価格は下がりやすい

債券ファンドを理解するうえで重要なのが、金利と債券価格の関係である。

  • 金利が上がると、既に発行されている低い利率の債券は相対的な魅力が下がり、価格が下がりやすい
  • 金利が下がると、既に発行されている高い利率の債券は相対的な魅力が上がり、価格が上がりやすい
  • 満期までの期間が長い債券を多く含むファンドほど、金利変動の影響を受けやすい傾向がある

このため、「債券だから必ず安定する」と考えるのは危険だ。特に金利上昇局面では、国内債券ファンドでも基準価額が下落する可能性がある。

債券ファンドの主な種類

債券ファンドは、投資する地域や債券の信用力によって特徴が異なる。自分に合う商品を選ぶには、まず種類ごとの違いを押さえておきたい。

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種類主な投資対象向いている人主な注意点
国内債券ファンド日本国債、地方債、国内社債など為替リスクを避けながら、株式より値動きの小さい資産を持ちたい人金利上昇時の下落リスク。期待リターンは低めになりやすい。
先進国債券ファンド米国、欧州などの国債・社債海外債券に分散したい人為替ヘッジなしの場合、為替変動の影響を受ける。
全世界債券ファンド日本を含む、または日本を除く世界の債券特定の国に偏らず分散したい人投資対象国、為替ヘッジ、格付け構成を確認する必要がある。
ハイイールド債券ファンド信用格付けが相対的に低い社債リスクを取って高い利回りを狙いたい人景気悪化時に下落しやすく、株式のような値動きになることもある。
新興国債券ファンド新興国の国債・社債新興国の成長や高い利回りを狙いたい人為替、政治、流動性、信用リスクが大きい。
物価連動債ファンド物価連動国債などインフレへの備えを意識したい人通常の債券と値動きの要因が異なる。商品性を理解して選びたい。

国内債券ファンドのおすすめ候補

国内債券ファンドの比較表を確認するイメージ

国内債券ファンドは、為替リスクを避けながら債券を組み入れたい人に向いている。特に、低コストのインデックス型は比較しやすい。

代表的な比較候補は以下のとおりだ。

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ファンド名運用タイプ信託報酬等の目安確認したいポイント
eMAXIS Slim 国内債券インデックス国内債券インデックス年0.132%以内(税込)低コストの国内債券インデックス型。NISA成長投資枠の対象だが、取扱いは販売会社で確認。
Smart-i 国内債券インデックス国内債券インデックス年0.132%(税込)NOMURA-BPI総合への連動を目指すタイプ。NISA成長投資枠の対象だが、販売会社により取扱いが異なる。
たわらノーロード 国内債券国内債券インデックス年0.154%以内(税込)NOMURA-BPI総合への連動を目指す。購入時手数料・信託財産留保額がない設計。
注:信託報酬等は変更されることがある。購入前に最新の交付目論見書で確認すること。

国内債券は低コストを重視したい

国内債券ファンドでは、コストの差が運用成果に与える影響を軽視できない。債券は株式に比べて期待リターンが低くなりやすいため、信託報酬が高いとリターンを圧迫しやすいからだ。

特に、同じ国内債券指数への連動を目指すインデックスファンド同士であれば、運用方針に大きな違いが出にくい。まずは信託報酬、純資産総額、償還期限、NISA対象区分、取扱金融機関を比較しよう。

ただし、国内債券ファンドでも損失が出ないわけではない。金利が上昇すれば保有債券の価格が下落し、基準価額の下落要因になることがある。

先進国・全世界債券ファンドのおすすめ候補

国内債券だけではなく、海外債券にも分散したい場合は、先進国債券ファンドや全世界債券ファンドが候補になる。

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ファンド名主な投資対象信託報酬等の目安注意点
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(除く日本)日本を除く先進国債券年0.154%以内(税込)為替ヘッジなし。円高時には基準価額の下落要因になる。
SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド米国の投資適格債券市場実質的な負担 年0.0938%程度(税込)米国債券に分散できるが、米ドル円の為替変動と米国金利の影響を受ける。
SBI・iシェアーズ・全世界債券インデックス・ファンド(年4回決算型)世界の債券市場実質的な負担 年0.1158%程度(税込)年4回決算型。分配金の有無や為替リスク、ベンチマークの仕様を確認したい。
注:上記は代表的な比較候補であり、特定商品の購入を推奨するものではない。

海外債券ファンドでは、債券そのものの値動きに加えて、為替の影響が大きくなる。円安になれば基準価額の押し上げ要因になりやすいが、円高になれば下落要因になりやすい。

そのため、海外債券ファンドを選ぶときは「為替ヘッジあり」か「為替ヘッジなし」かを必ず確認したい。為替ヘッジありは為替変動を抑えやすい一方、ヘッジコストがかかる場合がある。為替ヘッジなしは為替差益を得られる可能性がある一方、円高時の下落リスクがある。

また、同じ「全世界債券」と書かれていても、投資対象国、組入ETF、ベンチマーク、為替ヘッジの設計はファンドによって異なる。名称だけで判断せず、交付目論見書で中身を確認しよう。

ハイイールド債券ファンドは高リスク商品として見る

ハイイールド債券ファンドは、主に信用格付けが相対的に低い社債へ投資するファンドである。一般的に利回りは高くなりやすいが、その分、発行体の信用リスクも高い。

ハイイールド債券ファンドを「債券だから安全」と考えるのは避けたい。

  • 景気悪化時に社債価格が下がりやすい
  • 発行体の財務悪化や倒産で損失が出る可能性がある
  • 市場が不安定なときに流動性が低下することがある
  • 外国債券の場合は為替変動も加わる

高い利回りを狙うなら、ファンドの格付け構成、デュレーション、投資地域、為替ヘッジ、過去の下落局面での値動きまで確認したい。

特に、景気が悪化する局面では、ハイイールド債券の価格が株式のように大きく下がることがある。安定資産として債券ファンドを組み入れたい人は、ハイイールド債券の比率を高めすぎないよう注意しよう。

毎月分配型・分配重視型の債券ファンドで注意すべきこと

分配金の仕組みを確認する投資家のイメージ

債券ファンドには、毎月決算型や年4回決算型など、分配の頻度に特徴がある商品もある。

分配金を定期的に受け取れると、心理的には安心しやすい。しかし、分配金はファンドの外から追加でもらえる利益ではない。投資信託の資産から支払われるため、分配金が支払われると、その分だけ基準価額は下がる。

分配金の多さだけでファンドを選ぶのは危険である。普通分配金だけでなく、元本払戻金が含まれる場合もある。分配金を受け取っていても、基準価額の下落でトータルリターンが悪化することがある。

また、2024年からのNISA成長投資枠では、毎月分配型の投資信託は対象外とされている。分配重視型をNISAで買いたい場合は、年4回決算型などであっても、資産運用業協会の対象商品リストと利用する金融機関の取扱状況を確認しよう。

分配型を選ぶ場合は、以下を確認しよう。

  • 分配金込みのトータルリターン
  • 分配金の原資
  • 基準価額が長期的に下がり続けていないか
  • 信託報酬やその他費用
  • NISA成長投資枠で買えるかどうか

債券ファンドの選び方

債券ファンドの選び方を考えるイメージ

債券ファンド選びで大切なのは、人気やランキングをそのまま選ぶことではない。自分の資産全体の中で、債券ファンドにどの役割を持たせるかを決めることだ。

1. 投資目的を決める

まず、債券ファンドを買う目的を明確にしよう。

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目的検討しやすいタイプ
株式中心のポートフォリオの値動きを抑えたい国内債券、先進国債券、全世界債券
為替リスクを避けたい国内債券、為替ヘッジあり外国債券
海外金利や外貨資産も取り入れたい先進国債券、米国総合債券、全世界債券
高い利回りを狙いたいハイイールド債券、新興国債券
定期的な現金受取りを重視したい年4回決算型など

「値動きを抑えたい」のか、「高い利回りを狙いたい」のかによって、選ぶべき債券ファンドは変わる。目的が曖昧なまま商品を選ぶと、値下がりしたときに判断に迷いやすい。

2. リスクを確認する

債券ファンドの主なリスクは以下のとおりだ。

  • 金利変動リスク
    金利上昇により債券価格が下がり、基準価額が下落するリスク。
  • 信用リスク
    発行体の財務悪化や倒産により、債券価格が下がるリスク。
  • 為替変動リスク
    外国債券ファンドで、円高・円安により基準価額が変動するリスク。
  • 流動性リスク
    市場環境の悪化などにより、債券を希望する価格で売買しにくくなるリスク。
  • カントリーリスク
    投資先国の政治・経済情勢により、価格が大きく変動するリスク。

ファンド名に「債券」と入っていても、リスクの大きさは商品によって異なる。国内債券とハイイールド債券、新興国債券を同じ安全性の商品として扱わないようにしたい。

3. 信託報酬とその他費用を確認する

債券ファンドでは、信託報酬の差が長期の運用成果に影響しやすい。低コスト型を選ぶ場合でも、信託報酬だけでなく、実質的な負担、信託財産留保額、売買委託手数料などのその他費用も確認したい。

特にETFに投資するファンドでは、ファンド本体の信託報酬に加えて、投資対象ETFの経費が実質的な負担に含まれる場合がある。

また、同じ指数に連動するインデックスファンドを比較する場合は、信託報酬だけでなく、純資産総額、運用実績、ベンチマークとの連動状況、繰上償還の条件も見ておこう。

4. NISAで買えるか確認する

NISAで債券ファンドを買いたい場合は、つみたて投資枠と成長投資枠の違いを理解しておきたい。

  • つみたて投資枠:金融庁の「つみたて投資枠対象商品届出一覧」で確認
  • 成長投資枠:資産運用業協会の「NISA成長投資枠の対象商品」で確認
  • 実際に買えるか:利用する金融機関の取扱ラインアップで確認

債券単体ファンドは、つみたて投資枠ではなく、成長投資枠の対象かどうかを確認するケースが多い。ただし、成長投資枠でも、信託期間20年未満の投資信託、毎月分配型の投資信託、デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等は除外される。

同じファンドでも、金融機関によって取扱状況や購入方法が異なる場合がある。購入前には必ず自分が使う証券会社・銀行の画面で確認しよう。

5. ポートフォリオ全体で考える

債券ファンド単体で良し悪しを判断するのではなく、保有している株式、投資信託、預金、個人向け国債などとのバランスで考えることが重要だ。

  • 株式比率が高すぎないか
  • 外貨建て資産に偏りすぎていないか
  • 将来使う予定の資金をリスク商品に入れすぎていないか
  • 同じ指数に連動するファンドを重複して持っていないか
  • 分配金を受け取る必要が本当にあるか

例えば、すでに全世界株式ファンドを多く保有している人が海外債券ファンドを買うと、外貨建て資産の比率がさらに高まる場合がある。債券ファンドを入れる目的が「値動きを抑えること」なら、国内債券や為替ヘッジあり債券も含めて比較したい。

債券ファンドがおすすめな人・おすすめでない人

債券ファンドが合う投資家を考えるイメージ
おすすめな人
  • 株式だけの値動きが不安な人
  • ポートフォリオに債券を組み入れたい人
  • 長期的に資産配分を整えたい人
  • 低コストで分散投資したい人
  • 為替や金利リスクを理解したうえで海外債券も検討したい人
おすすめでない人
  • 元本保証を求める人
  • 短期で絶対に損をしたくない人
  • 分配金を利息のように誤解している人
  • 高リターンだけを期待している人
  • 金利・為替・信用リスクを確認するつもりがない人

債券ファンドは、株式だけの値動きが不安な人や、ポートフォリオ全体のバランスを整えたい人に向いている。一方で、元本保証を求める人や、短期で絶対に損をしたくない人には向かない。

購入前のチェックリスト

債券ファンドを購入する前に、次の項目を確認しよう。

  • 投資対象は国内債券、先進国債券、米国債券、ハイイールド債券、新興国債券のどれか
  • インデックス型かアクティブ型か
  • 為替ヘッジあり・なしのどちらか
  • 信託報酬、実質的な負担、信託財産留保額はいくらか
  • 純資産総額が極端に小さくないか
  • 償還期限や繰上償還の条件はどうなっているか
  • 分配金の頻度と分配方針はどうなっているか
  • NISA成長投資枠・つみたて投資枠の対象か
  • 自分のポートフォリオ全体で債券比率が適切か
  • 購入前に最新の交付目論見書を確認したか

債券ファンドは「目的」と「リスク」で選ぼう

債券ファンドを比較して自分に合う商品を選ぶイメージ

債券ファンドは、株式とは異なる値動きをする資産をポートフォリオに加えたいときに有力な選択肢となる。

ただし、債券ファンドは元本保証ではない。国内債券でも金利上昇時には下落する可能性があり、海外債券では為替リスクが加わる。ハイイールド債券や新興国債券を含むファンドは、債券型でも高リスク商品として考えるべきだ。

最初に比較するなら、低コストの国内債券インデックスファンドや先進国債券インデックスファンドから確認するとよい。そのうえで、リターンを高めたい場合は、米国総合債券、ハイイールド債券、新興国債券などをリスク許容度に応じて検討しよう。

NISAで購入したい場合は、つみたて投資枠と成長投資枠を分けて確認することも重要だ。債券単体ファンドは主に成長投資枠の対象かどうかを確認し、毎月分配型のように対象外となる商品にも注意したい。

大切なのは、「おすすめ」とされる商品をそのまま買うことではなく、自分の目的、リスク許容度、NISAの利用方針、ポートフォリオ全体に合っているかを確認することである。

おすすめの債券ファンドに関するQ&A

債券ファンドのよくある質問を確認するイメージ

債券ファンドのリスクは何ですか?

主なリスクは、金利変動リスク、信用リスク、為替変動リスク、流動性リスク、カントリーリスクである。国内債券ファンドでも金利上昇時には基準価額が下がることがあり、外国債券ファンドでは為替変動の影響も受ける。

新NISAで債券ファンドは買えますか?

商品によって異なる。債券単体ファンドは、つみたて投資枠ではなく成長投資枠で対象になるかを確認するケースが多い。成長投資枠の対象商品は資産運用業協会の対象商品リストで確認できるが、実際に買えるかどうかは利用する金融機関の取扱ラインアップも確認する必要がある。

なお、信託期間20年未満、毎月分配型、デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等は、NISA成長投資枠の対象外となる。

金利が上がると債券ファンドはどうなりますか?

一般的に、金利が上がると既に発行されている債券の価格は下がりやすい。そのため、債券ファンドの基準価額も下がる可能性がある。ただし、長期的には新しく組み入れる債券の利回りが上がるため、利息収入の改善につながる場合もある。

債券ファンドと個人向け国債は何が違いますか?

個人向け国債は国が発行する個人向けの債券で、原則として満期まで保有すれば額面金額が返ってくる。一方、債券ファンドは複数の債券に投資する投資信託で、基準価額が日々変動し、元本保証はない。分散投資しやすい一方で、市場環境によって損失が出る可能性がある。

毎月分配型の債券ファンドはおすすめですか?

定期的な現金受取りを重視する人には選択肢になり得るが、分配金はファンドの資産から支払われるため、支払われた分だけ基準価額が下がる。分配金の多さだけで判断せず、分配金込みのトータルリターン、分配原資、基準価額の推移、コストを確認することが重要だ。

また、2024年からのNISA成長投資枠では、毎月分配型の投資信託は対象外とされている。NISAで分配重視型を検討する場合は、対象商品リストと販売会社の取扱状況を確認しよう。

出典

金融庁「NISAを知る」
金融庁「つみたて投資枠対象商品」(最終更新日:2026年5月11日)
金融庁「つみたて投資枠対象商品の分類(2026年5月11日時点)」(公表日:2026年5月11日)
資産運用業協会「NISA成長投資枠の対象商品」(最終更新日:2026年5月11日)
金融経済教育推進機構 J-FLEC/日本証券業協会「債券価格と金利って、どういう関係なの?」
金融経済教育推進機構 J-FLEC/日本証券業協会「債券投資のリスクって何?」
金融経済教育推進機構 J-FLEC/日本証券業協会「投資信託投資のリスクって何?」
日本証券業協会「『毎月分配型の投資信託』とは?」
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この記事を書いた人

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