国内には多くの証券会社があり、それぞれ取扱商品や特徴が異なる。口座開設を行うときに「どの証券会社がいいか分からない」と悩むことも多いだろう。
証券口座の利用先を選定する際は、各証券会社の違いを理解し、自分のニーズに合うところを選ぶことが大切だ。
そこで本記事では、各社が公表するサービス内容と、利用者の声の一例をもとにおすすめの証券会社を紹介していく。
楽天証券の評判、SBI証券の評判、マネックス証券の評判、松井証券の評判、野村証券の評判はこちらの記事で、それぞれ詳しく解説しているので、参考にしてほしい。
項目別!証券会社ランキング

まずは、各社が公表する口座数、預り資産残高、格付情報の3つの観点から見たランキングを紹介していこう(指標の定義・対象範囲は各社で異なる)。
口座開設数ランキング
| 証券会社 | 口座数(各社開示ベース) | |
|---|---|---|
| 1位 | SBI証券 | 1,300万口座(2024年7月16日発表) |
| 2位 | 楽天証券 | 1,100万口座超(2024年4月16日発表) |
| 3位 | 野村證券 | 5,524千口座(残あり顧客口座数、2024年6月末) |
口座数は、どれくらいの投資家がその証券会社を利用しているかのひとつの指針になる。
各社の開示情報ベースでみると、SBIグループの証券総合口座数は1,300万口座に到達している。ただし、この口座数には、SBIネオトレード証券および株式会社FOLIOの口座数を含む。
SBIグループの証券総合口座数(1,300万口座)と、楽天証券の証券総合口座数(1,100万口座超)の差は約200万口座となる。
なお、3位には総合証券の野村證券がランクインしており、残あり顧客口座数(口座に残高がある顧客口座数)として公表されている。
預かり資産額ランキング
| 証券会社 | 預り資産残高(開示資料ベース) | |
|---|---|---|
| — | 野村證券 | 各社の開示資料を参照 |
| — | 大和証券 | 各社の開示資料を参照 |
| — | SMBC日興証券 | 各社の開示資料を参照 |
預り資産残高とは、証券会社が顧客から預かっている資産の残高である。先ほどの口座開設数ランキングとは大きく顔ぶれが変わっており、「口座数が多い=預り資産残高が多い」というわけではないことが分かる。
顧客の預かり資産残高は、証券会社によって定義や集計範囲が異なるため、数値を比較するときは各社の開示範囲もあわせて確認したい。
預り資産残高の開示は総合証券を中心に行われており、店舗で相談できることを重視する人にとっては比較材料のひとつになる。
格付けランキング
| 証券会社 | 格付け(R&I) | |
|---|---|---|
| — | みずほ証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 SMBC日興証券 auカブコム証券 | 各社・格付機関の公表情報を参照 |
| — | 野村證券 大和証券 | 各社・格付機関の公表情報を参照 |
| — | SBI証券 | 各社・格付機関の公表情報を参照 |
証券会社を選ぶときは、運営会社の健全性についても注目したい。万が一証券会社が破綻してしまうと、顧客が預けている資産にも影響が及ぶ可能性があるためだ。
健全性をチェックするときは財務諸表を確認するだけでなく、外部格付け機関からの評価も確認しておくことがおすすめだ。
ここでは、格付投資情報センター(R&I)などが公表する格付情報を確認する際の考え方を紹介している。
格付けは定期的に見直されるため、最新の格付記号や見通しは格付機関・各社の公表情報で確認しておこう。
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おすすめの証券会社4選

ここでは、各社が公表するサービス内容と、利用者の声の一例をもとに証券会社を紹介していく。
ここでは、それらをもとに、利用先として検討しやすい証券会社を紹介していく。
利用者の声の一例も紹介していくため、利用先を選定する際の参考にしていただきたい。
楽天証券
| 証券会社名 | 楽天証券 |
|---|---|
| 国内株式取引手数料 | 商品・プランによる |
| 外国株式取扱国数 | — |
| つみたて投資枠対象ファンド数 | — |
| ポイント投資 | 各社サービスによる |
| クレジットカード積立 | 各社サービスによる |
※ 取引条件・取扱商品・サービス内容は変更される場合があります
利用者の声の一例として、次のような意見が挙げられる。

他の楽天サービスと連携していて様々な面でお得になること。楽天銀行はマネーブリッジで金利優遇されるし、楽天市場で買物をする時、楽天証券を利用しているとポイント付与率がアップする。もちろん楽天証券自体使いやすいし投資しやすい。



日経新聞などのニュース記事が口座開設で見ることができるところ。また、米国株式など多彩な銘柄を扱っているところ。



取引手数料が安く負担が少なく、ポイント投資も可能なのでコストを抑えたい場合は便利だと思う。 取引ツールの出来もよく、投資信託の種類も比較的多いので様々な投資先を考えることが出来る。 楽天関連サービスとの連携がよい。
大手ネット証券として知られる楽天証券は、楽天グループのサービスとの連携が充実していることが特徴だ。
普段から楽天グループのサービスを利用している人にとっては、利便性が高いといえるだろう。
また、取引手数料や各種サービスの条件は証券会社ごとに異なるため、利用前に最新の手数料体系や適用条件を確認しておきたい。
SBI証券
| 証券会社名 | SBI証券 |
|---|---|
| 国内株式取引手数料 | 無料(ゼロ革命対象の場合) |
| 外国株式取扱国数 | — |
| つみたて投資枠対象ファンド数 | — |
| ポイント投資 | 各社サービスによる |
| クレジットカード積立 | 各社サービスによる |
※ 取引条件・取扱商品・サービス内容は変更される場合があります
利用者の声の一例として、次のような意見が挙げられる。



取引手数料が無料なので売買の時に手数料のことを考えなくてすむので楽。Vポイントを貯めることが出来るし、買付や積立に使うことが出来る。



IPO投資や外国株に投資をするにあたってはかなり満足しています。どちらも豊富なのでIPO投資と外国株に投資する場合には必須のネット証券です。



住信SBIネット銀行をメインとして使っているので、資金移動などがスムーズに行える。 システムや手数料なども他社と競争しながら、常に時代を反映している。
大手ネット証券のSBI証券では、2023年9月30日に開始した「ゼロ革命」の対象となる場合、国内株式(現物・信用)の売買手数料が無料になる。
投資家からも低コストで利用できる点に良い評判が挙げられる。
グループ会社である住信SBIネット銀行との連携も充実しており、スムーズに資金移動できることが魅力だ。
また、IPO投資を検討する場合は、各社が公表する抽選・配分のルールや申込条件を確認したうえで利用先を選ぶようにしよう。
取扱銘柄や申込条件は証券会社ごとに異なるため、比較の際は最新の公表情報を確認しておきたい。
IPO投資を予定している人は、取扱銘柄や申込条件もあわせて比較してみよう。
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松井証券
| 証券会社名 | 松井証券 |
|---|---|
| 国内株式取引手数料 | 取引金額・体系等により異なる |
| 外国株式取扱国数 | — |
| つみたて投資枠対象ファンド数 | — |
| ポイント投資 | 各社サービスによる |
| クレジットカード積立 | 各社サービスによる |
※ 取引条件・取扱商品・サービス内容は変更される場合があります
利用者の声の一例として、次のような意見が挙げられる。



1日の取引が一定の金額以下であれば、手数料が無料です。なので私の様に、比較的少額な資金でコツコツトレードしたい人間には向いています。



投資が学べるコンテンツが多い。投資の知識があまりない人でも勉強できるので、初心者でも安心して利用できると評価している。



手数料の安さと、サイトの見やすさ、使い勝手の良さが魅力。なにより、ネット証券としての歴史が長いという安心感がいいですね。
松井証券はネット証券としての歴史が長い証券会社である。利用者の声の一例としても、長い実績に信頼を抱いている意見が挙げられる。
国内株式の手数料については、1日の約定代金合計などに応じて手数料が決まる体系がある。
口座区分や取引方法によって手数料条件が異なる場合もあるため、利用前に最新の手数料体系を確認しておきたい。
また、松井証券では動画で学べるコンテンツが豊富であることも魅力である。初心者向けの情報提供も多いので、投資経験が浅い人でも知識を深めながら運用に取り組めるだろう。
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マネックス証券
| 証券会社名 | マネックス証券 |
|---|---|
| 国内株式取引手数料 | 取引金額・体系等により異なる※1 |
| 外国株式取扱国数 | — |
| つみたて投資枠対象ファンド数 | — |
| ポイント投資 | 各社サービスによる※2 |
| クレジットカード積立 | 各社サービスによる※3 |
※ 取引条件・取扱商品・サービス内容は変更される場合があります
※1取引手数料毎コース
※2 マネックスポイント
※3 dカード、マネックスカード
利用者の声の一例として、次のような意見が挙げられる。



銘柄スカウターの見やすさ、使いやすさがとても良いと思う。現在の株価が過去の水準と比べて割安か割高かがすぐに分かるのでとても重宝している。



マネックストレーダーというアプリが使いやすいのが良いです。板情報を確認しながら取引できるのが凄く良いです。



米国株式や中国株式の取り扱いに強いこと。米国株式は多数の銘柄を取り扱っているので、米国株式をメインで取引している人には大変魅力的だと思う。
マネックス証券では、ツールの利便性や機能性にポジティブな声が多く挙げられる。特に、銘柄スカウターは銘柄選定に役立つツールのひとつだ。
銘柄スカウターはスマートフォンからも利用でき、外出先や移動時間などを活用して投資先を見つけることも可能だ。
また、マネックス証券は、外国株式の取り扱いに関する利便性にも良い評判が挙げられる。
外国株式を中心に投資を検討している人は、マネックス証券が便利だろう。
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【番外編】評価の高い対面証券
本記事では、ネット証券だけでなく総合証券の利用者の声の一例も紹介していく。
ここでは、特に投資家からの評価が高かった野村證券と三菱UFJモルガンスタンレー証券の評判を紹介していこう。
野村證券
利用者の声の一例として、下記のような意見が挙げられている。



国内の証券会社の中でも老舗で安心して取引ができるところや、予約制で対面の相談も可能とサポート対応がしっかりしているところが魅力です。



提供情報が豊富。業種ごとに専門のアナリストがいるため情報の質が高い。取扱商品が多い。セミナーを頻繁に行っていることも良いところ。



IPOと取り扱い銘柄が概ね多い方なのでそれは素晴らしいです。後はIPOを応募するために事前に入金する必要がないのも良いポイントです。
大手老舗証券である野村證券では、安心して取引ができる点に良い意見が挙げられる。
社内には各分野に特化した専門家・アナリストが揃っているため、提供されるレポートの質が高いことも魅力のひとつだ。
投資家向けのセミナーも頻繁に開催されているので、情報収集には困らないだろう。
また、野村證券はIPOの主幹事を務めることも多く、株式の割当が多いこともメリットのひとつである。
担当者に相談しながらIPO投資の相談もできるので、よりリスクを低減しながらIPO投資に取り組むこともできるだろう。
三菱UFJモルガンスタンレー証券
利用者の声の一例として、下記のような意見が挙げられる。



毎月何度か連絡をしてもらえ、その都度商品を親身になり紹介してもらえたりなど、サポートやフォローがとても手厚いので、その点は助かっています。



顧客を第一にした誠意ある取引をモットーとしており、多額の投資を行うユーザーであれば厚い信頼を得ることができます。



資産運用の相談だけではなく、相続や贈与、事業承継など金融に関する幅広い相談ができるところが魅力的だと思います。
対面証券である三菱UFJモルガンスタンレー証券は、担当者によるきめ細やかなフォローを受けられることが魅力のひとつだ。
ネット証券はオンラインで取引を完結できる手軽さが魅力であるものの、投資判断をすべて自らで下す必要がある。
「プロに相談しながら決めたい」「不明点を相談する先がほしい」という人は、三菱UFJモルガンスタンレー証券のような対面証券がおすすめだ。
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あなたにおすすめの証券会社を選ぶポイント


自分のニーズに合った証券会社を選ぶためには、次のようなポイントを重視したい。
- 諸手数料の水準
- 取り扱う金融商品の幅広さ
- 取引ツールやアプリの利便性
- ポイントサービスなどの特典
- 実店舗の有無・他の投資家からの評判
- 他の投資家からの評判
それぞれくわしく解説していこう。
諸手数料の水準
資産運用に取り組む際は、諸手数料の水準も重要なポイントとなる。
運用で利益を上げても、余計なコストがかかっていると資金効率が下がってしまうためだ。
特に、次のような手数料は必ず比較しておきたい。
- 取引手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
たとえば、入出金に手数料がかかる証券会社の場合、資金移動の度にコストが発生してしまう。
なるべく効率よく利益を得るためには、提携銀行などと手数料無料で入出金が行える証券会社を選ぶことがおすすめだ。
なお、証券会社によってはNISA口座での取引手数料を優遇しているケースも多い。
NISA口座での取引を検討している場合は、通常時の手数料と併せて、NISA口座の手数料規定についてもチェックしておくようにしよう。
取り扱う金融商品の幅広さ
取り扱っている金融商品の幅広さも重要なポイントだ。
より多くの投資機会を得るためには、株式や債券、投資信託、先物、保険商品などさまざまな金融商品を取り扱っている証券会社を選ぶことがおすすめだ。
取扱商品のラインナップは、投資家の選択肢の幅広さにも直結する。たとえば、相場が下落局面にあるときは、株式などの現物取引ではなかなかチャンスが掴みにくい。
しかし、「売り」のポジションから入れるオプション取引を取り扱っていれば、下げ相場でも利益を得られるチャンスがある。
さまざまな相場に合わせて取引チャンスを掴むためには、幅広い金融商品で取引ができる証券会社を選ぶようにしよう。
また、証券会社によっては、投資家のニーズに合わせて商品をカスタマイズしてもらえる場合もある。
より自分のニーズに適した商品で運用したい場合は、直接対面で相談できる総合証券を選ぶのもひとつの方法だ。
取引ツールやアプリの利便性
証券会社を選ぶ際は、取引ツールやアプリの利便性にも着目したい。
国内の証券会社では独自の取引ツールを提供していることが多く、その機能性や利便性は大きく異なる。
たとえば、本格的なテクニカル分析の機能が優れているツールもあれば、初心者でも手軽に取引しやすいシンプルなツールなど、その特徴はさまざまだ。
「チャート分析を用いてテクニカル分析のスキルを磨きたい」など、自分のニーズに応じたツールがあるかチェックしておこう。
また、スマートフォンで取引したい人は、アプリの利便性も確認しておきたい。
特に、次のような点は必ずチェックしておこう。
- 画面設計が見やすいか
- 取引の流れが分かりやすいか
- テクニカル分析の機能はあるか
- 情報収集が行えるか
- 通知機能が充実しているか
中には、チャートからそのまま発注が出せるアプリなどもあり、スマートフォンで手軽に資産運用を楽しめるメリットがある。
自分の求めるニーズを明確にし、どのような機能を求めているか考えてみよう。
ポイントサービスなどの特典
証券会社によっては、取引内容や保有残高に応じてポイントが還元されるサービスがある。
貯まったポイントは株式や投資信託の購入に充てられるので、資金効率を上げられるメリットがある。
また、ポイント投資だけでなく、他のポイントへの交換やギフト券・商品との交換に対応しているケースも少なくない。
お得に投資を楽しむ方法のひとつとして、ぜひポイントサービスを活用してみよう。
その他、キャンペーンの充実度をチェックしておくこともおすすめだ。
証券会社では定期的にキャンペーンを開催しており、取引手数料が優遇されたり、ポイントがプレゼントされたりなど、その内容はさまざまだ。
中には、新規で口座開設を行った人に対してキャッシュバックを行うキャンペーンを開催しているところもあるので、口座開設の際は活用できるキャンペーンがないかチェックしておこう。
実店舗の有無
証券会社選びでは、実店舗の有無も大きなポイントだ。実店舗のないネット証券と、全国各地に実店舗を持つ総合証券では、コストや取扱商品、相談できる内容などが大きく異なる。
適切な資産運用に取り組むためには、自分のニーズにマッチした証券会社を選ぶことが大切だ。
なお、どのような人がネット証券(or総合証券)に向いているかは、次の章でくわしく解説している。証券会社の種類を選定するときの参考にしていただきたい。
他の投資家からの評判
証券会社を選ぶ際は、他の投資家からの評判も必ずチェックしておきたい。
実際に利用している人の声を聞くことで、広告や公式サイトからは分からない情報が手に入れられるためだ。
また、ポジティブ・ネガティブの両方の評判をチェックすることで、「どのような投資家に向いている証券会社なのか」ということも確認できる。
自分のニーズに合った証券会社を見つけるためには、実際に利用している人の声を必ず参考にするようにしよう。
ただし、他の投資家の評判はあくまで各個人の主観によるものであることを理解しておきたい。
SNSなどで見かけた評判をそのまま鵜呑みにするのではなく、他の情報源と合わせて総合的に判断することを心がけよう。
ネット証券と総合証券はどちらがおすすめ?


証券会社は、大きく分けて「ネット証券」と「総合証券」の2種類に分けられる。
ネット証券とは、オンラインで全て取引が完結する証券会社で、総合証券は実店舗を持って対面での相談に対応している証券会社のことだ。
証券会社を選ぶ際は、まずネット証券と総合証券のどちらを選ぶかが大きな分かれ道となる。
ここでは、ネット証券と総合証券について、それぞれおすすめな人の特徴について紹介していこう。
ネット証券がおすすめの人
ネット証券がおすすめの人は、主に次のようなニーズがある人だ。
- 低コストで取引したい人
- 自分で投資判断を下せる人
- 情報収集や銘柄分析を自分で行える人
- スマートフォンやパソコンでの取引に抵抗がない人
- 時間に縛られずに取引したい人
ネット証券は、オンラインで全ての取引が完結するため、低コストで利用できることが大きな特徴である。
そのため、コストの安さを重視する人にはおすすめの証券会社だ。
また、対面での相談ができないネット証券では、自ら情報収集を行い、売買の投資判断を下す必要がある。
パソコンやスマートフォンで時間を気にせず取引ができる利便性はあるが、その分投資経験が浅い人にとっては不安を感じる面もあるかもしれない。
「十分な経験があり、1人で資産運用の方向性を決められる」「手厚いサポートよりも利便性の高さを重視する」という人は、手軽に売買できるネット証券の利用が向いているだろう。
総合証券がおすすめの人
総合証券がおすすめの人は、主に次のようなニーズがある人だ。
- 投資のプロに相談しながら資産運用に取り組みたい人
- 個別の金融ニーズに対応してほしい人
- 定期的にアフターフォローを受けたい人
- 相続・贈与対策など幅広いテーマの相談をしたい人
- まとまった資金を運用する人
実店舗を持って対面で相談できる総合証券は、手厚いサポートを受けられることが魅力だ。
「プロに相談しながら取り組みたい」という人は、不安を解消しながら資産運用を行えるだろう。
定期的なアフターフォローも実施してくれるので、市況に関する最新情報を手に入れやすいのも大きなメリットだ。
また、総合証券は金融商品をカスタマイズしてもらえたり、運用以外の相談ができたりする点も魅力のひとつである。
特に、まとまった金額を投資する場合は、担当者によるサポートを受けながらポートフォリオについてのアドバイスを得る方が安心といえるだろう。
証券会社以外におすすめの相談先とは


資産運用の相談ができる先は、証券会社だけではない。近年、個人投資家の新たな相談先として注目を集めているのが「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」だ。
ここからは、IFAの概要やおすすめの理由、相談先の探し方について紹介していこう。
IFAとは
IFAとは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」と呼ばれる金融アドバイザーだ。
金融商品仲介業者としての登録を受けており、金融商品の販売を仲介できることが特徴である。
日本でも制度として整備されており、資産運用の相談先として選択肢のひとつになっている。
近年、国内でも個人投資家が増加し、プロによるアドバイスを求めるニーズが増加したことから、IFAへの注目度も上昇している。
日本証券業協会によると、2025年12月末現在、会員から委託を受ける金融商品仲介業者の登録外務員数は10,885人、登録外務員を有する金融商品仲介業者数(法人)は662社となっている。
これまで資産運用の相談先というと、証券会社や銀行などの金融機関が主流であったが、今後はIFAへの相談もひとつの選択肢として定着していくだろう。
IFAがおすすめな理由
IFAが個人投資家から注目を集めている理由として、中立的なアドバイスをもらえることが挙げられる。
IFAは「独立系」とあることからも分かるように、金融機関からは独立した立場でアドバイスを行っている。
金融機関の営業方針や営業ノルマなどに左右されないので、本当に相談者に必要なものだけを提案してもらえる安心感がある。
また、IFAは基本的に転勤がないことも大きな特徴だ。
証券会社では担当者が異動することもあるため、定期的に担当者が入れ替わることとなる。
そのため、「また1から信頼関係を構築しないといけないのか」と感じることも少なくない。
その点、IFAでは担当者が変わりにくい場合もあるため、長期にわたって関係性を築けるメリットがある。
これから長年資産運用に取り組むにあたって、1人の担当者に相談し続けられる点は大きな安心感につながるだろう。
おすすめの証券会社から自分に合う先を見つけてみよう


資産運用の第一歩は、利用する証券会社を選定するところから始まる。
証券会社は各社によって手数料や取扱金融商品、サービス内容などが異なるため、よく違いを理解しておく必要がある。
他の投資家からの評判なども調べたうえで、自分のニーズに合うところを探してみよう。
また、資産運用は金融のプロであるIFAへ相談することもおすすめだ。
\ あなたに合うアドバイザーを診断 /
おすすめの証券会社に関するQ&A


参考・出典
- SBI証券『証券総合口座数1,300万口座達成のお知らせ』(公表日/更新日:2024-07-16)
- 楽天グループ株式会社『楽天証券、証券総合口座数1,100万口座達成のお知らせ』(公表日/更新日:2024-04-16)
- 野村ホールディングス株式会社『2026年3月期第1四半期 決算説明資料』(公表日/更新日:2025-08-01)
- SBI証券『国内株式売買手数料”ゼロ革命”のご案内』(公表日/更新日:2023-09-29)
- 日本証券業協会『会員から委託を受ける金融商品仲介業者の登録外務員数の推移(2025年12月末現在)』(公表日/更新日:2026-02-16)
- 金融庁『金融商品仲介業者登録一覧』(公表日/更新日:2026-01-31)










