- PayPay証券の評判・口コミの傾向を知りたい
- PayPay証券のメリット・デメリットを整理したい
- PayPay証券が自分に向いている証券会社か判断したい
PayPay証券は、PayPayアプリ内の「PayPay証券ミニアプリ」や専用のPayPay証券アプリから、日本株・米国株・投資信託・NISAなどを少額で取引できるスマホ証券だ。
結論から言うと、PayPay証券は「少額から投資を始めたい人」「PayPayポイントやPayPayマネーを活用したい人」「難しい操作なしでスマホ完結したい投資初心者」に向いている。
一方で、株式取引では取引価格に手数料相当額が含まれる仕組みであり、取扱銘柄も厳選型だ。低コストで幅広い銘柄を自由に選びたい人や、対面で手厚く相談したい人は、ほかの証券会社と比較して判断した方がよい。
本記事では、PayPay証券の良い評判・注意したい評判を整理し、公式情報をもとに特徴や向いている人を解説する。
※本記事は2026年5月時点の公式情報をもとに作成しています。手数料、取扱銘柄、キャンペーン、サービス内容は変更される場合があります。最終判断は公式サイト・取引画面・契約締結前交付書面をご確認ください。
- 少額投資・ポイント投資・スマホ操作のしやすさは高評価につながりやすい
- PayPayユーザーは、PayPayポイントやPayPayマネーとの連携メリットを感じやすい
- 株式取引の手数料相当額や取扱銘柄の少なさは不満につながりやすい
- 投資経験者や銘柄選びにこだわる人は、SBI証券・楽天証券などとの比較が必要
PayPay証券の良い評判

PayPay証券の口コミ傾向を見ると、主に以下のような点が評価されやすい。
※以下の口コミは利用者の声の一例であり、すべての利用者の評価を示すものではありません。
- 少額投資がしやすい
- スマホアプリの操作がシンプル
- PayPayポイント・PayPayマネーとの連携が便利
少額投資がしやすい
PayPay証券の評判で特に多いのが、少額から投資しやすい点だ。
PayPay証券ミニアプリでは、日本株・米国株・投資信託を100円以上1円単位で購入できる。PayPay証券アプリでは、PayPay銀行連携の場合は100円から、証券口座の資金やPayPayマネーを利用する場合は1,000円から、PayPay銀行以外の連携銀行口座を使う場合は10,000円からの取引となる。
通常、株式投資ではまとまった資金が必要になりやすいが、PayPay証券なら金額指定で購入できるため、投資初心者でも心理的なハードルを下げやすい。

単元未満株や1,000円での投資など、少額投資しやすい環境が整っている。成長株でも少額から試しやすい点が魅力。



少額で投資できるので、まとまった資金がなくても始めやすい。米国株も買えるところが良い。
値がさ株や米国株に少額から触れられる点は、PayPay証券の大きな強みだ。ただし、少額取引でも手数料相当額や為替コストは発生するため、取引回数が多い人はコストも確認しておきたい。
アプリが使いやすい
PayPay証券は、スマホでの使いやすさを重視した証券サービスだ。投資初心者でも迷いにくい画面設計になっており、複雑な注文画面が苦手な人でも利用しやすい。



無駄な表示が少なく、画面が見やすい。難しい操作がないので初心者でも使いやすい。



スマホアプリの操作性が高く、動作も軽快でストレスを感じにくい。
特に、スマホ中心で資産運用を始めたい人にとって、画面の分かりやすさは大きなメリットとなる。
PayPayとの連携が便利
PayPay証券の特徴は、PayPayポイントやPayPayマネーとの連携にある。
PayPay証券ミニアプリでは、PayPayポイントを1ポイント=1円として株式や投資信託の購入に使える。PayPayマネーを利用すれば、証券口座へあらためて入金する手間を抑えられる点も便利だ。
ただし、PayPayポイント投資はPayPay証券ミニアプリで利用するサービスであり、PayPay証券アプリでは利用できない。PayPayポイントを使いたい人は、利用するアプリを間違えないようにしよう。



PayPayポイントで投資できるので、現金を使う前に投資を体験しやすい。



普段からPayPayを使っているので、投資も同じアプリ内で確認できるのが便利。
日常的にPayPayを使う人ほど、資産運用への導線が自然になりやすい。ポイントを貯めるだけでなく、投資に回す選択肢を持てる点は魅力だ。
PayPay証券の注意したい評判


PayPay証券には良い評判がある一方で、コストや取扱銘柄、サポート面に不満を感じる声もある。
- 手数料相当額が気になる
- 取扱銘柄が厳選型である
- 投資相談・対面サポートを重視する人には物足りない
手数料相当額が気になる
PayPay証券の株式取引では、一般的な「1注文ごとの売買手数料」とは異なり、取引価格に手数料相当額が含まれる仕組みだ。
日本株は、東京証券取引所の立会時間内に「基準価格」に0.5%を乗じた価格が取引手数料相当額となる。米国株は、米国市場の取引時間中は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかる。また、米国株では1米ドルあたり35銭の為替手数料相当額も考慮する必要がある。



少額から買えるのは便利だが、何度も売買するとコストが気になる。



大手ネット証券と比べると、手数料面はもう少し安くなってほしい。
少額で始めやすい一方、頻繁に売買する人やコスト重視の人は、他社の手数料体系と比較した方がよい。
取扱銘柄が厳選型である
PayPay証券は、日本株・米国株・投資信託などを取り扱っているが、すべての上場銘柄を自由に取引できるわけではない。
日本株はETFやREITを含めて厳選した銘柄、米国株も個別株・ETFを含めて厳選した銘柄を提供している。投資初心者にとっては選びやすい反面、投資したい銘柄が明確に決まっている人には物足りない場合がある。



投資したい日本株があっても、PayPay証券で取り扱いがない場合がある。



他社と比べると、取扱商品や銘柄数はもっと増えてほしい。
幅広い銘柄から細かく選びたい人は、PayPay証券だけでなく、総合的なネット証券も比較しておくと安心だ。
サポートは投資相談向けではない
PayPay証券には、お問い合わせフォームや電話窓口が用意されている。ただし、対面型証券会社のように担当者がついて投資方針を一緒に考えるサービスを前提にしているわけではない。
そのため、口座開設や操作方法の確認はできても、「どの銘柄を買うべきか」「資産配分をどうするべきか」といった個別の投資判断を相談したい人には物足りなく感じられる可能性がある。



初心者なので、困ったときにもっと手厚く相談できると安心だと感じる。
投資の基本や商品選びに不安がある人は、PayPay証券のFAQや公式サポートを確認しつつ、必要に応じて専門家への相談も検討するとよい。
PayPay証券の特徴


ここからは、PayPay証券の会社概要やサービス内容、利用前に確認しておきたいポイントを整理する。
会社概要
PayPay証券の会社概要は以下の通りだ。
| 会社名 | PayPay証券株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都新宿区四谷1-6-1 四谷タワー |
| 金融商品取引業者登録番号 | 関東財務局長(金商)第2883号 |
| 設立 | 2013年10月31日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 164名(2025年3月末時点) |
| 主要株主 | PayPay株式会社 みずほ証券株式会社 |
| 開設口座数 | 137.1万口座突破(2025年3月末時点) NISA口座数は42.2万口座突破(同時点) |
PayPay証券は、スマホで少額投資をしやすい証券会社として展開している。2025年4月にはPayPay株式会社の連結子会社へ移行しており、PayPay経済圏との連携がさらに分かりやすくなった。
サービス内容
PayPay証券では、主に以下の商品・サービスを取り扱っている。
- 日本株
- 米国株
- 投資信託
- NISA
- iDeCo
- つみたて投資
- つみたてロボ貯蓄
- PayPayおまかせ運用
- 日本株CFD
- 10倍CFD
投資信託・日本株・米国株・NISAをスマホで取引できるほか、CFDやiDeCoにも対応している。ただし、CFDや10倍CFDはレバレッジを使うため、初心者が安易に利用するにはリスクが高い。まずは現物株や投資信託から仕組みを理解するのが無難だ。
最低購入額とポイント投資
PayPay証券の少額投資は、利用するアプリや支払い方法によって最低購入額が異なる。
| 項目 | PayPay証券ミニアプリ | PayPay証券アプリ |
|---|---|---|
| 日本株・米国株・投資信託 | 100円以上1円単位 | PayPay銀行連携は100円から 証券口座資金・PayPayマネー利用は1,000円から PayPay銀行以外の連携銀行口座は10,000円から |
| PayPayポイント投資 | 100ポイント以上1ポイント単位で利用可能 | 利用不可 |
| PayPayマネー | 利用可能 | 利用可能 |
| つみたて頻度 | 毎日・毎週・毎月 | 毎週・毎月 |
PayPayポイントを投資に使いたい場合は、PayPay証券ミニアプリを利用する点に注意しよう。
ポイント投資とポイント運用の違い
PayPayには「ポイント投資」と「ポイント運用」があり、名前が似ているため混同しやすい。
| 比較項目 | ポイント投資 | ポイント運用 |
|---|---|---|
| 提供 | PayPay証券ミニアプリ | PPSCインベストメントサービス |
| 証券口座 | 必要 | 不要 |
| 内容 | PayPayポイントを使って株式や投資信託を購入する | PayPayポイントで疑似的に運用体験をする |
| 戻り方 | 売却後は現金・PayPayマネーとして戻る | 引き出すとPayPayポイントに戻る |
| 配当・分配金 | 銘柄によっては受け取れる | なし |
本格的に株式や投資信託を保有したい場合はポイント投資、口座開設なしで投資の値動きを体験したい場合はポイント運用が選択肢となる。
手数料とコスト
PayPay証券を利用する前に、手数料相当額や入出金コストを確認しておこう。
| 項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 投資信託 | 買付手数料は無料。ただし、信託報酬・信託財産留保額などは銘柄ごとに異なる。 |
| 日本株 | 東京証券取引所の立会時間内は、基準価格に0.5%を乗じた価格が取引手数料相当額となる。 |
| 米国株 | 米国市場の取引時間中は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッド。為替手数料相当額は1米ドルあたり35銭。 |
| 出金 | PayPay銀行口座あては無料。PayPay銀行以外の金融機関は100円(税込)。PayPayマネー・ソフトバンクカード残高への出金は無料。 |
| おいたまま買付 | PayPay銀行は買付金額を問わず無料。PayPay証券アプリでPayPay銀行以外の連携先やPayPayマネー等を使う場合、2万円未満は1回110円(税込)、2万円以上は無料。 |
| 口座管理料 | 無料。 |
PayPay証券は「少額で始めやすい」ことが魅力だが、少額で何度も売買するとコストの影響を受けやすい。長期で積み立てるのか、短期で売買するのかによって向き不向きが変わる。
PayPayのIPOは現在申し込めるか
2026年5月時点では、PayPayのIPO抽選申込みは終了している。
PayPay株式会社は、普通株式を対象とする米国預託株式(PayPay ADS)を米国ナスダック・グローバルセレクトマーケットに上場し、2026年3月12日(米国時間)からティッカーシンボル「PAYP」で取引が開始された。
そのため、現在は「PayPayのIPOに今から申し込む」という段階ではない。PayPay ADSを購入したい場合は、PayPay証券や各証券会社での取扱状況、対象口座、取引ルールを確認しよう。
PayPay証券が向いている人


評判やサービス内容を踏まえると、PayPay証券は以下のような人に向いている。
- 投資を少額から始めたい人
- PayPayポイントを投資に使いたい人
- スマホでシンプルに取引したい人
- 銘柄数が多すぎると迷ってしまう人
- NISAを少額から試したい人
PayPay証券は、投資初心者が最初の一歩を踏み出しやすいサービスだ。ポイントや少額資金で投資を始め、値動きやリスクに慣れていく使い方に向いている。
また、取扱銘柄が厳選されているため、投資先をゼロから探すのが苦手な人にとっては、選択肢が絞られていることがメリットになる場合もある。
PayPay証券が向いていない人
一方で、PayPay証券は以下のような人には向いていない可能性がある。
- 国内株をできるだけ低コストで頻繁に売買したい人
- 上場銘柄を幅広く自由に選びたい人
- 高機能なチャートや分析ツールを重視する人
- 担当者に資産運用を相談しながら進めたい人
- レバレッジ商品のリスクを十分に理解していない人
PayPay証券は、あくまで「スマホで手軽に少額投資を始めやすい」証券会社だ。幅広い銘柄選びや細かな取引条件を重視する人は、ほかのネット証券と併用・比較するのが現実的だろう。
PayPay証券を使う前のチェックポイント
口座開設前に、以下の点を確認しておくと失敗しにくい。
- 購入したい銘柄がPayPay証券で取り扱われているか
- PayPay証券ミニアプリとPayPay証券アプリのどちらを使うか
- PayPayポイント投資を使うか
- NISA口座をPayPay証券で開設してよいか
- 手数料相当額・為替手数料相当額・入出金手数料を理解しているか
- 多要素認証やパスキーなどのセキュリティ設定を有効にするか
特にNISA口座は、つみたて投資枠と成長投資枠を同じ金融機関で利用する仕組みだ。年単位で金融機関変更は可能だが、最初から自分の投資スタイルに合う証券会社を選んだ方がスムーズである。
また、証券口座の不正アクセス対策として、金融庁は、メールやSMSのリンクを安易に開かないこと、証券会社の公式サイトをブックマークから開くこと、多要素認証や通知サービスを有効にすることを注意喚起している。PayPay証券を使う場合も、セキュリティ設定を後回しにしないようにしよう。
サポートが不安なら専門家への相談も選択肢


PayPay証券は少額投資やスマホ操作に強みがある一方で、投資方針や資産配分をじっくり相談できるサービスではない。
「NISAを始めたいが、どの商品を選べばよいか分からない」「PayPay証券だけでよいのか不安」「老後資金や教育資金も含めて考えたい」という人は、投資助言を行う専門家やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)への相談も選択肢となる。
ただし、専門家に相談する場合も、提案内容・手数料・リスク説明を確認し、自分が納得できる形で判断することが大切だ。
PayPay証券の評判まとめ


PayPay証券は、少額投資のしやすさ、スマホ操作の分かりやすさ、PayPayポイント・PayPayマネーとの連携が評価されている証券会社だ。
特に、投資を始めたいもののまとまった資金を用意するのが不安な人、PayPayポイントを活用したい人、スマホで手軽にNISAを始めたい人にとっては使いやすい。
一方で、株式取引では手数料相当額が取引価格に含まれる点、取扱銘柄が厳選型である点、投資相談の手厚さには限界がある点に注意が必要だ。
PayPay証券だけで判断するのではなく、自分が重視するポイントが「少額・ポイント・スマホ完結」なのか、「低コスト・銘柄数・分析機能」なのかを整理して証券会社を選ぼう。
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PayPay証券の評判に関するQ&A


出典
PayPay証券株式会社「PayPay証券について」
PayPay証券株式会社「商品ラインナップ」
PayPay証券株式会社「はじめての方へ」
PayPay証券株式会社「PayPay証券ミニアプリとPayPay証券アプリの違い」
PayPay証券株式会社「ポイント投資」
PayPay証券株式会社「取引手数料・その他費用について」
PayPay証券株式会社「PayPay証券のNISA」
PayPay証券株式会社「お客様サポート」
PayPay証券株式会社「2025年3月末時点の開設口座数が137万口座を突破」(公表日:2025年4月25日)
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